救急救命士の年収って?
救救急救命士のため自治体の給与に準ずる
医療行為を行う救急救命士は高給のイメージがありますが、自治体の消防署に所属する救救急救命士です。
各自治体の給与規定に則って給与が決まるため、勤務先によって給与が変わります。
まず基本給があり、1件の出動で出動手当が付き、深夜の場合は超過勤務手当が付きます
出動の多い地域であれば収入が高いですが、勤務中はほとんど眠る時間がありません。
新人は雑用も多くいわゆる体育会系で、上下関係が厳しいと言われています。
平均年収は自治体によって大きく変わりますが500万円から600万円前後が多く、激務の割には収入が少ないと感じる人もいます。
ただし公務員のため安定性はあり、福利厚生も充実しています。
救急救命士はどのような勤務を行っている?
普通の交代制は夜勤、日勤などを思い浮かべますが、救急救命士は普通の公務員と比較すると休みが多いです。24時間勤務を一日交替で繰り返すため、単純に考えると一ヶ月の半分は休みですが、激務のため休みは休養を取らなければ身体が持たないと公言する人もいます。
自治体によっては勤務日が10日で休みが20日も取得できるところもあります。
勤務内容に比較すると収入が低いという声もありますが、勤務時間が少なめのため妥当と考える人も多いです。
24時間勤務のうち8時間は休憩と睡眠時間に当てられますが、出動があると寝られず休憩も取れません。
忙しい自治体の場合は24時間不眠不休の場合もあります。
この勤務以外に当直と呼ぶ当番もあります。
救急救命士の待遇は良い?
救急救命士は体力勝負で時には不眠不休で勤務しなければなりません。
自治体によって給料の差がありますが、救急救命士などの消防官が入居できる寮を完備して負担を軽減しているところもあります。
そのような自治体では独身寮と家族寮があり、結婚しても住まいの心配が要りません。
救急救命士は消防の仕事を兼ねることも多いため、自身もケガが多く時には命の危険にもさらされます。
消防士専用の団体で加入する保険があり一般より安価で加入できます。
出動していないときに行っている業務は?
救急救命士の勤務時間は24時間ですが、いつも神経を張り詰めて待機しているわけではありません。
出動があればそれを最優先するため、睡眠や食事、休憩などの時間が削られる可能性が高いということです。
出動すれば手当が付き、さらに深夜であれば、その超過勤務手当(残業代)も付きます。
消防署で待機中にはミーティングや消防車の整備、書類の作成や報告などを行っています。
勤務地によっては消防活動を行うため、不眠不休で勤務することもあります。
所属する消防署に人員が多ければ非番の日も増えるので、休みの時に休養を取り勤務に備えて体調を整える必要があります。緊急時に的確な判断を行うため、また業務に集中できる精神力を養っておきましょう。